伊勢神宮外宮奉納市-伊勢商工会議所

神様に捧げられた旬の一品に出逢うことができる それが『外宮奉納市』です

伊勢商工会議所

豊受大御神さま

 伊勢神宮の正式な名は「神宮」です。全国に八万以上ある神社のほとんどを包括する神社本庁が本宗と仰ぎ、年間に千数百回ものお祭りがなされています。
全国津々浦々に氏神さんがありますが、日本の総氏神として、私達をお守りしてくださる神様なのです。
 神宮は、皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮)と豊受大御神宮(とようけだいじんぐう)(外宮)の二つの正宮と、十四の別宮と摂社・末社など全部で、百二十五のお宮から成り立っています。

 内宮は皇室の御祖神(ごそしん)である、天照大御神(あまてらすおおみかみ)がおまつりされています。約二千年前に、伊勢の地にご鎮座されたといわれています。
外宮がおまつりする豊受大御神(とようけおおみかみ)は、お米をはじめ衣食住やエネルギーの恵みを与えてくださる食と産業の守護神です。今から約千五百年前、雄略(ゆうりゃく)天皇の御代(みよ)に丹波(たんば)の国、今の天野橋立(あまのはしだて)付近から天照大御神のお食事をつかさどる、御饌都神(みけつかみ)としてお迎えしました。
外宮ではご鎮座(ちんざ)以来、千五百年余り毎日朝夕、天照大御神に神饌(しんせん)をお供えするお祭り(日別朝夕大御饌祭)が、絶えることなく今日も続けられております。