健康経営
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健康経営
健康経営とは、企業等が従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取組みのことです。具体的には企業等が漠然と従業員に対して、健康な心身でいるよう促すのではなく、従業員の健康が「企業にとっての資本」であると考え、将来的な生産性の向上・企業価値の向上に向け、計画的かつ戦略的に従業員の健康管理に取組むことです。
健康経営優良法人・三重とこわか健康経営カンパニー
健康経営優良法人とは、健康経営への取組みが特に優良と認められた企業(団体)等が、経済産業省へ申請を行うことで、審査の上、認定される制度です。伊勢商工会議所では、「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」に2020年・2021年・2022年・2023年・2024年の5年連続で認定され、生産性向上・企業価値向上の為に様々な取組みを実施しています。 また、三重とこわか健康経営カンパニー2024(ホワイトみえ)にも認定されており、健康経営の推進に向けて取り組んでいます。
伊勢商工会議所の取組み事例
伊勢商工会議所では、健康経営の計画に基づき、次のことに取組んでいます。
①職員の定期健康診断の受診率100%
②定期健康診断の結果から、職員の再・精密検査の検査費用負担による再検査の受診率向上(目標:70%)
③職員の喫煙率低下
④クラウド型勤怠システム導入による残業時間の削減・年次有給休暇の取得促進
⑤職員のコミュニケーションの促進・運動機会の増進
⑥職員の感染症防止 ⑦健康経営の一環も兼ねて、以前より会員企業向け健康診断を実施し、会員企業への定期健康診断の普及と役員・従業員等の健康促進
取組み事例による効果・結果
伊勢商工会議所では、健康経営の取組みによる効果・結果は以下の通りです。
①毎年度において、職員の定期健康診断の受診率100%を達成
②定期健康診断の結果から、特に要再検・精密検査の診断を受けた職員による再検査の受診率が向上した
③以前より特定の屋外喫煙場所以外は全館禁煙とし、職員による喫煙率が低下している
④クラウド型勤怠システム導入により、職員自身でリアルタイムに残業時間の把握や有給休暇の残り日数を確認することができ、当所内で定める休暇の取得率100%を達成
⑤クラウド型ビジネスチャットツールを導入し、職員間でのコミュニケーションの機会が増加した
⑥館内に手指消毒用の足踏み式アルコール噴霧機や二酸化炭素測定器を設置するなど、職員の感染防止に繋げている ⑦例年多くの会員企業の方々に当所健康診断をご受診いただき、年々受診企業・受診者数も増加していることから、当所のみならず会員企業への定期健康診断の普及と健康促進に繋がっている
※令和4年度 受診者数:1,160名 受診企業数:190社 ※令和5年度 受診者数:1,156名 受診企業数:202社
健康経営に取組みたいとお考えの事業所様へ
伊勢商工会議所では、「健康経営優良認定法人2024(中小規模法人部門)」の認定実績と具体的な取組みで培った経験を基に、認定に向けた支援を行っています。支援にあたっては、健康経営アドバイザーが在籍している「アクサ生命保険㈱ 伊勢営業所」と連携し、各事業所の経営状況や従業員の人数などに応じた実現可能な「健康経営」の計画策定を目指します。
【問合せ先】
伊勢商工会議所 総務課
TEL:0596-25-5151